華南の冬

このところ、東京でも最低気温が氷点下になる日が続いてますね。

 

ほぼ毎月日本と香港&中国を行ったり来たりしていますが、日本に

居る時は毎週月曜日の朝、ウォーキングを兼ねて神社にお参りに

行っています。今週は何と、手水舎の水がカチカチに凍っていました。

香港などでも、今年は例年以上に強い寒波に襲われ、最低気温が

一桁になる日が多くなっています。華南地区は晴れていても湿度が

非常に高くて時には90%を超えたりしますので、体感温度は実際より

かなり低く、独特の寒さを感じます。

 

夏が長く冬が短い華南地区では、基本的に暖房設備はほとんどなく、

建物の造りも夏仕様になっています。そのため、少し寒い日が続くと

コンクリートむき出しの建物の中はまるで冷蔵庫の中のようになります。

 

それに加え、最近ではずいぶんマシになりましたが、どれだけ気温が

低くても基本的には建物やバス、電車などの乗り物の中は冷房が効いて

いるため、本当に逃げ場がありません。

 

締め切った室内で空気が停滞するのを嫌う習慣があるため、会社の

オフィスや工場などで、真冬でも冷房を効かせるか窓を開け、震えながら

ダウンジャケットを着て仕事をしているなんていうのはよくある光景です。

 

今年は旧正月明けまでは日本に居ることになったので、あの独特の寒さを

味わなくて済むのですが、少し物足りない気がしたりもする今日この頃です。

 

気が付けば、1月も今日で終わりですね。本当にあっという間です。

中華圏ではすっかりお正月ムードで少し仕事にならないところもありますが、

2月も元気いっぱい頑張っていきたいと思います。