どんどんAIが発達して、スマホなどを駆使して通訳なしでも
外国人との会話が成り立つようになるから、今から英語や
その他の外国語の勉強は必要ないという意見をよく耳にします。
確かに、既に今でもGoogle翻訳やスマホの翻訳アプリなどを
使用すれば、かなりのコミュニケーションが取れるように
なってきています。ひと昔前の翻訳機能と比べたら格段に
良くなっていますね。
1対1の会話だったり、簡単なメールのやり取りなどであれば
かなりのレベルにまできていますし、これからもどんどん
すごい勢いで進化していくのでしょうね。
複数人での会議や食事中の会話、サッカーやその他の
団体スポーツの試合中など、瞬間瞬間に色々な声を理解して
それが誰に対して発せられているのか判断し、すぐに
反応することが求められる状況でも困らないような
ドラえもんの「ほんやくコンニャク」みたいなものが
できれば、本当に語学の勉強はいらなくなりますね。
もう長いこと日々の仕事で英語と中国語を使っていますが、
何せ中年になってから覚え始めた言語ですので、いつも
本当に苦労が絶えません。
でも、外国語を学び、下手でもいいからそれを使って
外国人と触れ合うことで、通訳を通すのとは全く違った
人間関係も築けるし、同時にその国の文化をより深く
感じられるのはとても楽しく、貴重な体験ができていると
思っています。
「ほんやくコンニャク」ができて、手にすることができる
ようになるまでは、地道に勉強を続けようと思います。

