中国でのローカル朝食

今月は先月より少し少ない10日間ですが、協力工場での

新製品の生産立ち上げを中心に、充実した中国滞在でした。

 

まだまだ色々と課題は多いですが、みんなで良いものを

作り上げようと同じ方向に向かっている時はとても

気持ちがよく、やりがいを感じる瞬間です。

 

さて、滞在中はどうしてもお酒を飲む機会が多く、ついつい

飲み過ぎた翌朝は食欲もなかったりすることもあるのですが、

1日の激務(?)に耐えられるよう、どんなに二日酔いの時でも

朝ご飯は必ず食べるように心がけています。

 

滞在先のアパートで自炊することもあるのですが、近所に

安くておいしい朝食を出すお店がたくさんあるので、わりと

頻繁に出かけていきます。

 

どのようなものを食べるかというと、

まずは何と言ってもお粥。

魚介などで取ったしっかりとした出汁の味が利いていて

具材の種類も豊富、本当に美味しくて胃に優しいです。

お店や種類にもよりますが、10元そこそこから20~25元

くらいで食べられ、財布にも優しい定番の朝食です。

 

それから、同じく朝食によく食べるのは、

一番のお気に入り、腸粉です。

石臼で挽いた米粉を水で溶いて薄く延ばし、具材と一緒に

蒸してから、ヘラを上手に使ってまるで腸のような形にします。

つるつるとした食感がたまらなく大好きで、多い時は週3日

くらい食べに行きます。これに豆乳がついて何と6元。

笑ってしまうくらいの安さです。

 

そして、腸粉と双璧なのが、

米粉です。こちらも豆乳付きで6元。

米の麺を蒸したもので、腸粉のお店にはたいていあります。

見た目は焼きビーフンに似ていますが、油で炒めるのではなく

具材と一緒に優しく蒸した麺からふわっと上がる湯気は食欲を

そそり、いつもおかわりしたくなる美味しさです。

 

以上、中国でよく食べるローカル朝食3選でした。