まだまだ続く海上コンテナ不足

昨年後半から続く銅や鉄など金属の価格高騰により、弊社が生産を委託している

各中国工場からの値上げ要求が相次いでいます。

 

また、新型コロナウイルスの影響によるコンテナ不足と海上運賃の高騰もあり、

モノを作って輸出入するビジネスにとって、困難な状況が続きます。

 

特にコンテナ不足は深刻で、中国の春節明けには落ち着くのではないかと予想する

人も多かったのですが、3月も終わりになってもなかなか改善していません。

 

そんな中、スエズ運河で日本の船会社が所有する大型コンテナ船が座礁し、運河を

完全に塞いでしまうという事故が起きました。

 

運河幅300mに対してコンテナ船の全長は何と400mもあるんですね。

 

 

本日無事に運航再開できたようですが、この一週間、300隻以上の船舶が立ち往生

せざるを得なかった影響は一体どれほどなのでしょう。想像もつきません。

 

それでも、船からコンテナを下ろしたり燃料を抜いたりして船を軽くしてから

移動させることになるかもなどと言われていたことを考えれば、比較的早く復旧

できてラッキーだったのかも知れません。

 

予期せぬハプニング、それも大きなトラブルが続きます。今後も何が起こるか分かりません。

あらゆる状況に対応できるビジネスづくりを目指して日々努力あるのみです。